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4月28日 7時53分
果物の生産が盛んな群馬県沼田市で、冬の間、雪に埋めて保存していたりんごの掘り出し作業が行われました。

沼田市りんご組合は、春にもおいしいりんごを食べてもらおうと、毎年1月にりんごを雪に埋めて保存しています。

27日は、市内にあるスキー場の近くのペンションの敷地内で埋められていた3万個、およそ10トンのりんごの掘り出し作業が行われ、20人の組合員がシャベルや除雪機で雪を取り除きました。

埋められていたのは「ふじ」という品種のりんごで、組合によりますと、雪の中は温度と湿度が一定で、みずみずしい状態のまま保存でき、酸味が抜けて甘くまろやかな味になるということです。

掘り出されたりんごは地元の観光農園などで販売されるということです。

沼田市りんご組合の桑原泰雄組合長は「りんごの出来がとてもよく、シャキシャキして甘かったです。自信を持って提供できます」と話していました。