相模原の山中、6日ぶり男性発見 骨折、非常食でしのぐ
2018年4月29日00時20分
https://www.asahi.com/articles/ASL4X7JJNL4XULOB00N.html

 神奈川県相模原市緑区の山中で28日朝、東京都葛飾区の30代男性がけがをして動けなくなっているのを登山者が見つけた。男性は22日ごろ遭難したとみられ、大腿(だいたい)部骨折などの重傷。県警ヘリによって市内の病院に運ばれたが、意識はあるという。
 県警と消防によると、男性は28日午前8時ごろ、緑区青根の神之川上流の滝付近で見つかった。けがで動けずにいたが、持参の非常食などを口にし、助けを待っていたという。
 男性は22日に日帰り予定で入山。男性が帰宅せず、連絡がとれなくなったことから、親族が警察に届けるとともに、ツイッターで救助を呼びかけていた。県警などが捜索したが発見に至らず、28日、沢登りに来ていた登山者に発見されたという。