アメリカのトランプ大統領は中西部 ミシガン州で演説し、史上初となる北朝鮮との首脳会談について、今後3週間から4週間以内に行われるという考えを示すとともに、会談を通じて非核化を実現することに自信を示しました。

アメリカのトランプ大統領は28日、中西部 ミシガン州で行われた支持者の集会で演説しました。

この中でトランプ大統領は、27日に行われた南北首脳会談について「非常によい会談だった」と評価しました。
また、史上初となる米朝首脳会談の開催時期について「今後3週間あるいは4週間の間に会談すると思う」と述べました。

さらに、トランプ大統領は、会談が難航する可能性に言及しながらも「非常に重要な会談だ。世界にとって好ましいことをやる。どうなるか見てみよう。私はうまくいくと思う」と述べ、首脳会談を通じて非核化を実現することに自信を示しました。

集会では、支持者の間から大統領に対して「ノーベル平和賞を」という大きな掛け声が上がり、トランプ大統領は「私は自分の仕事を果たしたいだけだ」と謙遜しながらも、非核化の実現をみずからの功績として残したいという強い意欲をにじませていました。

4月29日 11時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180429/k10011422371000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002