多くの国で大麻を完全合法化できないのは、国連条約に拘束されているから。
しかし、2016年に開催された『国連麻薬特別総会』では国連条約の柔軟な運用が
日本も含めて採択された。

ウルグアイ、カナダのように完全合法化を宣言する国も出てきている。

ポルトガルでは少量(個人使用の10日分)の所持が見つかった場合、その薬物は没収され、
弁護士、医師、ソーシャルワーカーからなる『説得委員会』に送られ、罰金、カウンセリング、
コミュニティワークなどのなかから適切な方法を言い渡される。

いずれにしても逮捕され刑務所につながれることはなく、犯罪歴もつかない。

具体的な個人的所持量上限は、ヘロイン1グラム、コカイン2グラム、大麻25グラム、
ハッシシ5グラム、MDMA、覚醒剤1グラム。

上記の所持量以下は合法的に所持できる。