鹿児島県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で許可を受けずに操業したとして、水産庁漁業取締本部福岡支部は1日、漁業主権法違反(無許可操業)の疑いで、韓国のはえ縄漁船「2008ヨンソン」(29トン、8人乗り組み)を拿捕(だほ)し、船長(50)を逮捕したと発表した。4月29日に担保金の支払いを証明する書類を提出し、釈放された。

逮捕容疑は4月28日、鹿児島県十島村の宝島荒木埼灯台から西約368キロメートルの日本のEEZで許可を得ず操業したとしている。

 タチウオ漁をしていたといい、船長は「日本の方がよく取れると思った」と容疑を認めている。

http://www.sankei.com/smp/west/news/180501/wst1805010045-s1.html