メッセージで「憲法改正、一日も早い実現を」
「新憲法制定議員同盟」の中曽根康弘会長が大会欠席 メッセージで「憲法改正、一日も早い実現を」
2018.5.1 20:26
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 27日に100歳の誕生日を迎える中曽根康弘元首相は1日、自身が会長を務める超党派「新憲法制定議員同盟」の大会を欠席した。

 憲法改正をライフワークとする中曽根氏は、毎年この時期に開催される大会に出席し、健在ぶりをアピールしていた。今年はつえを握る右手を負傷した影響で外出の機会が激減した。直前まで出席に意欲をみせていたが、車いすで来場せざるを得なくなり、最終的には出席を見送る決断をしたという。中曽根氏周辺は「歩行できない姿で人前に出るのは美学に反すると思ったようだ」と説明する。

 あいさつは島村宜伸元農林水産相が代読し「今、われわれが目指す憲法とは国の未来を切り開く英知だ。100歳となる政治人生において、一貫して憲法改正を訴えてきた者として、一日も早い実現を望まぬ日はない」と期待を示した。