小中学校の電話対応を自動音声に

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004334871.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

教員の長時間労働の解消をはかろうと、大阪市教育委員会は今月からすべての市立の小中学校で、
通常の勤務時間外の電話応対を自動音声にしました。

文部科学省の調査によりますと、1週間の勤務時間が60時間を超える教員は
小学校でおよそ33%、中学校でおよそ57%と、学校での長時間労働が問題になっています。

こうした中、大阪市教育委員会は、5月1日からすべての市立の小中学校で、
通常の勤務時間外の電話応対を自動音声に変更しました。
自動音声で対応する時間は、休日のほか、平日では、小学校で午後6時から午前8時まで、
中学校では午後6時半から午前8時までとし、
日中にかけ直すよう案内するメッセージが流れるということです。

一方、緊急時などには、校長の判断で対応方法を変更するとしています。

吉村市長は先の記者会見で
「先生の過重労働が多い中で、放課後にかかってくる電話が負担となっている。
翌日の授業の準備など教育内容を充実させるためにも、保護者や地域のみなさんに理解してもらいたい」
と話しています。

05/03 19:32