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(リンク先に動画ニュースあり)

5月7日 11時33分
今月3日にキラウエア火山が噴火したハワイ島では溶岩が住宅地に流れ込んで、これまでに住宅26棟が焼けるなど被害が拡大していて、現地の防災当局は引き続き今後の火山活動に注意するよう呼びかけています。


ハワイ島では今月3日、島の南部にあるキラウエア火山が噴火し、地面に生じた亀裂から溶岩が周辺の森林や住宅地に流れ込み、現地の防災当局によりますと、一部の地域では有毒ガスが検出されているということです。

これまでにけが人の情報はありませんが、流れ込んだ溶岩によって少なくとも26棟の住宅が焼けるなど、さらに被害が拡大しています。

現地からの映像では住宅の脇から大量の噴石が飛び出ているほか、溶岩が2台の車を飲み込むように流れ込み激しく燃えている様子が伝えられています。

防災当局は、火山の周辺地域の住民およそ1700人に継続して避難命令を出すとともに、噴火が終息する兆候がみられないとして、今後の火山活動に引き続き注意するよう呼びかけています。

4日には、火山活動の影響でマグニチュード6.9の地震が発生し、その後も地震が相次ぐなど地震活動も活発化しています。

日本の外務省は、旅行を予定している人は最新の情報を入手し、安全の確保に十分注意するよう呼びかけています。

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