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2018年5月7日 22:02 発信地:カンパラ/ウガンダ
【5月7日 AFP】ウガンダの国立公園で4日夜、ヒョウが女性自然保護官(レンジャー)の3歳になる息子を連れ去って食べるという事件が発生し、当局は7日になっても、このヒョウの捕獲作戦を続けている。

 現場となったのは、有名なクイーンエリザベス国立公園(Queen Elizabeth National Park)。男児は園内にあるサファリロッジのうち囲いのない職員専用区域で、子守役の女性に預けられていた。

 野生生物管理当局の報道官によると、男児は子守の女性の後を追って外に出ていたという。「女性は男児がついてきていることに気付いていなかった。男児が助けを求めて叫ぶのを聞き、何とかしようと思ったものの手遅れで、ヒョウは男児と共に茂みの中に入って姿を消してしまった。捜索を開始したところ、翌日頭蓋骨が見つかった」と明かした。

 報道官は、「このヒョウを捕まえて隔離すべく捕獲作戦を続行している。ヒョウはいったん人肉を食べると、別の人間を食べようという欲求が高まり、危険になるからだ」と説明している。(c)AFP

ケニアのマサイマラ国立保護区で撮影されたヒョウ(2018年1月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Yasuyoshi CHIBA
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