0001みつを ★
2018/05/10(木) 22:12:50.56ID:CAP_USER95月10日 21時52分
イギリスの中央銀行イングランド銀行は、金融政策を決める会合で、ことしに入って経済成長が減速していることなどから、政策金利の据え置きを決めました。
イングランド銀行は金融政策を決める会合で、国内の景気や物価の見通しなどについて協議した結果を10日、発表しました。
それによりますと、国債などを買い入れて市場に出回るお金の量を増やす、量的緩和の規模を維持するとともに、政策金利を0.5%のまま据え置きました。
イギリスではEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたあと、通貨ポンドが下落し、輸入品を中心に物価が上昇していることから、イングランド銀行は去年11月、10年ぶりに政策金利を引き上げました。
ただ、その後は物価上昇のペースがやや弱まったことに加え、ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の伸び率が0.1%のプラスと、およそ5年ぶりの低い水準となったことなどから、追加の利上げを見送りました。
カーニー総裁は、経済成長の鈍化は悪天候による一時的なものとした一方で、「EU離脱による先行きの不透明感はまだ残っている」と述べ、利上げのペースは緩やかなものになるという見通しを示しました。