北方領土のビザなし交流で続けられてきた日本語講師の派遣事業が2018年度、中止されることが分かりました。

 この派遣事業はビザなし交流の一環で1998年に始まり毎年1か月程度、講師らが北方領土へ行き日本語の読み書きなどを教えてきました。

 しかし、2017年6月、講師らが国後島に行った際、現地の税関が教材について1人あたり50キロ制限というロシアの国内法に違反しているとして、没収し授業ができなくなりました。

 事業を行っている北方領土問題対策協会は「この状態では授業はできない」として、2018年度の中止を決めました。

2018年5月11日10:00
北海道ニュースUHB
https://uhb.jp/news/?id=4566