http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180511/1060001800.html

05月11日 20時44分
群馬県沼田市の老神温泉で、地元の守り神の大蛇に感謝するまつりが11日から始まり、子どもたちが長さ20メートル余りの蛇の形をしたみこしを担いで温泉街を練り歩きました。

このまつりは、今の沼田市周辺の地域の守り神とされる大蛇が、その昔、地面に矢を刺したところ、お湯が湧き出して老神温泉になったという伝説にちなんで、毎年この時期に行われています。

初日の11日は、地元の子どもたちおよそ50人が、長さ22メートルの蛇の形をしたみこしを担ぎ、観光客が見守る中、「わっしょい、わっしょい」と元気に声をかけながら、温泉街を練り歩きました。
参加した小学5年生の女の子は「足が疲れたけど楽しかった」と話していました。

沖縄県から観光で訪れた女性は「すごく勇壮でした。子どもたちがこうした伝統行事を受け継いでいるのが、地域の力だと感じました」と話していました。
この大蛇まつりは、12日も行われます。