スキーのジャンプ台でユニークな大会 札幌
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436421000.html

札幌市で、スキーのジャンプ台を下から駆け上がってタイムを競うユニークな大会が開かれ、
全国から参加したおよそ700人が汗を流しました。

この大会は、札幌市中央区の大倉山ジャンプ競技場で開かれました。ジャンプ台の頂上まで
の400メートルの斜面を下から駆け上がってタイムを競うもので、個人や団体のレースに全
国の10代から70代までの男女およそ700人が参加しました。

12日の大倉山は朝からよく晴れて気温が上がり、最初に行われた男性の部のレースでは、ス
タートの合図で60人ほどが勢いよく飛び出しました。

しかし、斜面の角度は最大で37度あり、元気いっぱいだった参加者たちは次第に余裕をなくし
て、最後は手すりにつかまったり休みを挟んだりしながら登っていました。

速い人は3分台のタイムでしたが、なかには体力を使い果たして倒れ込むようにゴールする人もいました。

レースに参加した札幌市の43歳の男性は「予想以上にきつかったですが、楽しかったです」と話していました。

男女ともに個人の部の優勝者は、8月にオーストリアで開かれる世界大会に出場するということです。