『市議会議員が父親に暴力振るい逮捕 精神障害で悩んでいたことが原因か? 小田求市議』
2013.04.01
 「市会議員とあろうものが父親に暴力を振るい怪我させ逮捕された」と3月23日に読者から本紙に通報があった。その市会議員は稲毛選出の小田求容疑者(40歳)。
 千葉北署の調べによると、小田容疑者は3月19日午後3時50分頃、父親(66歳)を棒のようなもので腕や胸を殴り付け、全治3週間の怪我を負わせたというもの。
母親(65歳)が「息子が暴れている」と110番通報。その後、小田容疑者は行方不明となり、北署が逮捕状をとって捜索していたところ、
横浜市中区の路上で小田容疑者を発見し逮捕され、千葉地検に送検された。小田容疑者は「事件のことは話したくない」といい、家族が事件の取り下げを
願い出たため地検は処分保留のまま釈放された。
 市議会関係者の話によると、「最近、小田市議は精神的に悩んでいた様子で、挙動がおかしかった」と証言している。また、家族も心配して病院に行くことを勧めたが、
「これに反発したのではないか」という見方もある。
 今後、市議会議員としてどう対応するか同僚の山浦まもる市議は「今回の小田議員の問題は、必ずしも「いじめ」とか「DV」とかとは多少違うとはいえ子が親を殴るなど、
「いじめ」もしくは「DV」と同列もしくはそれ以上の問題であり、社会的に見て許せない問題と思います。私としては、本人所属会派の未来創造千葉で、
人の道に沿った対応してくれると信じています。」と語った。
 仮に小田求本人に精神障害があったにせよ、父親に暴力を振るい怪我させたことは由々しきことで、議員としての資格が問われる事件である。