http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180514/1060001813.html

05月14日 16時59分
群馬県南牧村の77歳の村議会議員が先月、追突事故を起こして男女2人にけがをさせそのまま逃走したとして、ひき逃げなどの疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、群馬県南牧村議会の工藤健司議員(77)です。
警察の調べによりますと、工藤議員は先月15日、下仁田町の県道を軽自動車で走っていたところ別の軽自動車に追突し、30代の男女2人の首などに軽いけがをさせそのまま逃走したとして、ひき逃げと過失運転傷害の疑いが持たれています。
工藤議員は買い物に行く途中で事故を起こし、事故現場から350メートルほど離れた場所でパンクして止まっているところを警察官に見つかったということです。

調べに対して容疑を認め、「居眠り運転をしてしまった。追突して目が覚め、パニックを起こして車を走らせた」と供述しているということです。

工藤議員は去年9月まで議長を務めていて、議会事務局によりますと、12日、議長に対して、議員の辞職願を提出したということです。
NHKの取材に対して工藤議員は、「事故を起こして申し訳ない。今後、運転は慎重にしたい」と話しています。