http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180514/1070002556.html

05月14日 17時13分
水戸市で建設が進められている新しいごみ処理施設の処分場をめぐって、当初、工事を落札した「大林組」との仮契約を解除した水戸市は、14日、新たに別の共同企業体と仮契約を結びました。

水戸市のごみ処理施設の処分場をめぐっては、去年11月、「大林組」が代表を務める共同企業体が35億4000万円余りで工事を落札して市と仮契約を結びましたが、その後、「大林組」がリニア中央新幹線の建設工事をめぐる談合事件で東京地検特捜部の捜査を受けたことから、ことし2月に、双方が合意したうえで、仮契約を解除していました。
これを受けて市は先月、改めて工事の入札を行った結果、建設会社の「熊谷組」を代表とする共同企業体が32億5000万円余りで落札し、14日、新たに仮契約を結びました。
水戸市は、今月下旬に開かれる予定の臨時市議会にこの契約に関連する議案を提案することにしていて、市の新ごみ処理施設整備課は、「市民生活に直結する重要な施設であるため、できる限り早く工事の着工を目指したい」としています。