2018年1〜3月期の国内総生産(GDP)の1次速報が、9四半期(2年3カ月)ぶりのマイナス成長になった。冬場の寒波で個人消費が鈍るなど、季節要因が大きく、エコノミストの多くは「落ち込みは一時的」との見方を示している。

GDPの半分以上を占める個人消費はマイナス0・0%とわずかに減速した。寒波などの影響で野菜価格が高騰するなどした結果、消費者心理が冷え込んだためだ。ガソリン価格なども上昇し、消費者の節約志向が高まったという。

住宅投資も3四半期連続でマイナスになった。これまで牽引(けんいん)役だったアパートローンに対し、金融機関の融資態度が抑制的になったことから、貸家の着工が減少。分譲住宅も伸び悩んでいる。

ただ、民間シンクタンクなどの多くは「直近の経済統計は回復してきており、1〜3月期のマイナスは一時的な調整」と見て、4〜6月期にはプラス成長に戻ると予測している。(森田岳穂)

2018年5月16日09時16分
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL5J2QR4L5JULFA002.html?iref=pc_ss_date

関連スレ
【内閣府】1ー3月GDP 年率−0.6% 2年3か月ぶりのマイナス★5
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1526462302/