◆ベアドッグ、長野で日本初の繁殖 クマ退治、できるかな?

長野県軽井沢町で活動するベアドッグ(クマ対策犬)を飼育・訓練する同町のNPO法人「ピッキオ」は16日、4歳の雌「タマ」が今春出産した子犬6匹を公開した。
ベアドッグの出産は「国内初」といい、普及の第一歩として期待を寄せる。

犬種はクマの追い払いに適した「カレリアン・ベアドッグ」。
タマは3月31日から4月1日にかけて雄1匹と雌5匹を出産。

16日のお披露目では6匹がタマと共に暮らす小屋から勢いよく飛び出し、元気に走り回った。
ベアドッグは、人が住むエリアに近づくクマにほえて山へ戻らせたり、嗅覚でクマの居場所を伝えたりする職業犬。

写真:今春生まれたベアドッグの6匹の子犬。上は母親のタマ=16日、長野県軽井沢町
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2018051601001915.jpg

東京新聞 2018年5月16日 19時07分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051601001912.html