>>575
その昔、介護入院を目的とした病院が老人を食い物にして
長期入院、身体拘束で大問題となった事件があった。この際、病院側の言い分は
点滴を引き抜くから拘束したのだ。拘束しなければ患者は死ぬというものだった。
一見もっともらしいがそこには大事な事がごっそり抜けていた。
患者側の視点だ。
この時を境にして、身体拘束の基準は厳しくなった。
できうる限り病院は身体拘束は行ってはならないのが現在の基準だ。
やむを得なくやったとしても一時的な場合だけだ。

(抜粋)
身体拘束の三原則
【切迫性】行動制限を行わない場合患者の生命または身体が危険にさらされる可能性が高い
(意識障害、説明理解力低下、精神症状に伴う不穏、興奮)
【非代替性】行動制限以外に患者の安全を確保する方法がない
(薬剤の使用、病室内環境の工夫では対処不能、継続的な見守りが困難など)
【一時性】行動制限は一時的であること

今回の77日24Hは一時的かどうか?
裁判で争われるところだが
一般的にみて2.5カ月一時的と言うのは苦しいと思う。