http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180516/0001013.html

05月16日 19時49分
猛毒を持ち、かまれると死亡することもある「ヒョウモンダコ」が宇和島市の養殖施設で見つかり、愛媛県は、見つけた場合、絶対に触ったり、捕まえたりしないよう注意を呼びかけています。


愛媛県によりますと、「ヒョウモンダコ」は大きさが10センチほどの小型のたこで、猛毒のテトロドトキシンを持ち、かまれると、しびれのほか呼吸困難などの症状が出て、重症の場合は死亡することもあります。
刺激を受けると全身に小さな青い模様が現れるのが特徴で、本来は、熱帯や亜熱帯の暖かい海域に生息していますが、宇和海では平成26年以降、毎年確認され、今年は16日、宇和島市遊子の養殖施設で見つかったということです。

愛媛県は、「ヒョウモンダコ」を見つけた場合、絶対に触ったり、捕まえたりしないよう注意を呼びかけています。
また、万が一、かまれた場合には安静にし、救急車を呼ぶなどしてすぐに医療機関で治療を受けて欲しいとしています。