http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20180516/5090002822.html

05月16日 18時20分
おととし、宜野湾市で同居していた女性の赤ちゃんに暴行を加えて死亡させたとして傷害致死の罪に問われた26歳の男。
無罪を主張していましたが、那覇地方裁判所は16日、「医師の証言などから2人きりの時間帯に暴行が行われたと認められる」などとして、懲役5年の判決を言い渡しました。

那覇市首里の無職、眞榮田宗諒被告(26)は、おととし7月、宜野湾市で当時同居していた女性の長男で、生後5か月の赤ちゃんの頭部に強い衝撃を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。

これまでの裁判員裁判で、弁護側は「第三者の犯行や事故の可能生が否定できない」などとして無罪を主張していました。

16日の判決で、那覇地方裁判所の柴田寿宏裁判長は「医師の証言などから、2人きりでいた時間帯に頭部に強い衝撃が与えられたと考えられる」と指摘しました。

そのうえで「損傷の具合などから事故とは考えにくく、被告による暴行が行われたと認められる」などとして、懲役5年を言い渡しました。

弁護側は、判決を不服としてただちに控訴しました。