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誤 金正恩「米国と信頼関係をつくり、終戦と不可侵を約束すれば核はいらない」
正 金正恩「米国が終戦と不可侵を約束すれば、小型化に失敗した核はいらない」

.      *** なぜ北朝鮮は非核化宣言したのか、それは核小型化困難の中で核実験場が大破 ***

北朝鮮が核保有国宣言をするためには、反対する米国を核ミサイル恫喝して核保有を認めさせる必要がある。
しかし米政府恫喝には米朝戦争のリスクを伴う。 そんな中、北朝鮮は2018年冬季オリンピック終了直後に、
突然に今迄の核ミサイル開発から180度転換した非核化声明を発表した。 その理由には一体何があったのか。

.     【特に重要】 北朝鮮が核小型化を完成していれば、大気圏外で小規模EMP実験を行った筈 【特に重要】

北朝鮮は2017年9月3日電磁パルス実験が出来ると主張した。 これはグアム島から相当離れた太平洋上の高層大気圏外で、
EMP実験と称して小規模核爆発実験を行っても、米国や実験直下の南洋諸国には何の影響も無い。 これを実施すれば
北朝鮮は、大気圏再突入技術は不明でも核小型化に成功したとの、米国に誇示する絶好の機会の筈だったが、実験は無かった。

さらに北朝鮮の李容浩外相は2017年9月21日、太平洋上で核実験を行うかも知れないと語った。 この太平洋上核実験は
高層大気圏外核実験とは違って、米国が強硬に反対することを承知で、北朝鮮は一か月もしない内に太平洋上核実験に言及した。
その理由は、ミサイルに搭載する核の小型化に成功しなかった事で、高層大気圏外核実験も中止する口実にしたと思われる。

これは核関連の軍事技術に関心を持つ者であれば、この時点で北朝鮮の核小型化には疑念を持つ。 ← 特に重要

.      【重要】 北朝鮮核実験場崩落の時点で、核小型化と再突入技術は完成していなかった 【重要】

その後、北朝鮮核実験場の山肌に地滑り状の痕跡が偵察衛星で確認され、核実験場の大規模崩落が想定された。 この時点での
北朝鮮の核小型化と、核ミサイルの大気圏再突入時の弾頭部衝撃破壊の耐圧性は、完成途上であり完成していなかったと投稿者
は推測する。 そのことは当然米国諜報機関によって米政府も掌握しており、そこへ北朝鮮核実験場大崩落が起きて、
米政府はそれを千載一遇のチャンスとばかりに、和平協議に応じなければ開戦するとの期限付き回答を北朝鮮に迫ったと思われる。

.      【重要】 日本のマスコミは、北朝鮮は核搭載ICBMを既に保有していると国民を騙した 【重要】

日本のマスコミがインチキ報道で国民を騙している極めつけが、米国本土を射程に収める長距離核搭載ICBMを、北朝鮮は既に
保有しているとする捏造ニュースである。 さらにマスコミは、北朝鮮が非核化声明を出した理由を、核搭載ICBMは完成した
のでそれ以上の開発は不要だから、今度は経済発展に重点を移したと説明するが核搭載ICBMを保有したのなら、それを廃棄する
非核化声明は矛盾しており、北朝鮮核実験場の崩落や核小型化技術が頓挫しての非核化声明であり、
日本のマスコミはその点でも偽りの説明をする。 日本マスコミの報道を真に受けていると、重要な点を見逃してしまう。
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