http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180517/1070002588.html

05月17日 17時38分
海外から日本に持ち込まれ、生態系への影響を与えたり人にかみついたりするおそれのある「カミツキガメ」とみられるカメが16日夜、牛久市内で捕獲されました。
警察では、ペットとして飼われていたものとみて持ち主を調べています。

16日午後5時ごろ、牛久市岡見町で通りがかった男性から「カミツキガメのようなカメが道路にいる」と警察に通報がありました。

駆けつけた警察官がカメを捕獲したところ、カメは甲羅の大きさがおよそ40センチあり、17日午前、県自然環境課の職員が警察から送られた画像を確認して、とがったあごや甲羅の形などからカミツキガメと断定しました。

カミツキガメは、あごの力が強いうえ、気性も荒いため、かみつかれると危険で、環境省が生態系に影響を及ぼす特定外来生物に指定し、原則的に輸入や飼育が禁止され、飼育するには国の許可が必要です。
警察では、ペットとして飼育されていたものではないかとみていますが、これまでに飼い主からの申し出はないということです。
警察はカメが見つかった牛久市やその周辺で、飼育の許可を受けている人がいないか、環境省関東地方環境事務所に照会するなどして持ち主を調べています。