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5月18日 18時12分
東京の初夏の風物詩として知られる浅草の三社祭が18日から始まり、恒例の大行列を見ようと大勢の人でにぎわいました。
三社祭は東京・台東区にある浅草神社の例大祭で、およそ700年前の鎌倉時代に始まったとされています。

初日の18日は恒例の大行列が行われ、笛や太鼓のお囃子の屋台を先頭に、はっぴ姿の男衆やあでやかな着物姿の芸者衆などが浅草の街をおよそ1時間かけて練り歩きました。

道中では白鷺にふんした女性が翼を広げる伝統の舞も披露され、浅草寺の雷門では、大行列がとおりやすいようにと特別に畳まれた大提灯の下を進んでいきました。

強い日ざしが照りつける中、沿道には外国人観光客や家族連れなど大勢の人たちが訪れ写真を撮っていました。カナダから来た女性は「初めて日本のお祭を見ました。行列もおもしろいし、和太鼓などの音楽もすばらしかったです」と話していました。

三社祭は最終日の20日には、浅草神社に奉納されている3基の大きなみこしが担ぎ出される「宮出し」が行われ、最高潮を迎えます。

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