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5月24日 4時31分
全国のデパートの外国人旅行者向けの売り上げが2か月連続で過去最高を更新し、いわゆるインバウンド消費が売り上げを支える傾向が強まっています。

日本百貨店協会によりますと、先月の外国人旅行者向けの「免税売り上げ」はおよそ316億円で、去年の同じ月と比べて42%余り増加しました。

日本を訪れる外国人旅行者の増加に伴い、化粧品や高級ブランドのバックなどが好調だったためで、1か月間の売り上げとしてはこれまでで最高だったことし3月を上回り、2か月連続で過去最高を更新しました。

一方、国内の客向けの売り上げは1.5%減少し、いわゆるインバウンド消費がデパートの売り上げを支える傾向が強まっています。

日本百貨店協会は「インバウンド消費は、東京オリンピックが開かれる2020年に向けて今後も増加が期待できる。プレミアムフライデーなども活用して、国内の需要の掘り起こしにも取り組んでいきたい」と話しています。