ヒトラーの主治医格だったモレル博士は上流の顧客に取り入るのに巧みだけど、
肝心の医術はとりあえず患者に効いたと錯覚させる術だけ秀でた
ヤブ医の典型みたいな人で、ヒトラーもまともな一流医の見立て、治療より
モレル博士を信用していた。
覚せい剤は当時世界的に広く用いられていてチャーチルも服用している。