「North Korea plays the South, again」――。先ごろ、米ニューヨーク・タイムズ(アジア版)の1面に掲載されたコラムの見出しは、最近の南北関係について、正鵠を射ている。

「北が南をもてあそんでいる」とも翻訳可能なこのコラムの筆者はニコラス・エバーシュタット氏。アメリカンエンタープライズ公共政策研究所(AEI)の上級研究員だ。
ハーバード大で博士号まで取得した秀才で、長期にわたり北朝鮮をウォッチしていることで知られる。ワシントン勤務当時に会った同氏は北朝鮮が「偽装平和作戦」を展開するたびに南朝鮮がだまされることが理解できない様子だった。

同氏が南北関係について語りながら、首を振る姿が印象に残っている。エバーシュタット氏はコラムで、現在朝鮮半島で起きている状況を南朝鮮が負けるゲームだとみている。

そして、「こっち(北朝鮮)が『ジャンプ』と言ったら、そっち(南朝鮮)は『どれだけ高く跳べばいいのか』と尋ねろ」といった調子のゲームが始まったと形容した。

 文在寅は、北朝鮮が文に対し、核問題で「間抜けな詭弁を弄したと責め立てても、全く反応を示さなかった。
「これほどまでに無礼で愚昧なのか」と北朝鮮に暴言を吐かれても、文とその側近は沈黙した。こういうことは挙げればきりがない。
「南北関係がひと月足らずで上下関係と化した」という嘆きが聞かれる。

南朝鮮に「ジャンプしろ」と言ってみて、1メートルも跳んでくれれば御の字と思っていたら、南朝鮮側は必死に2メートルも3メートルも跳ぼうとする

金正恩は過去数カ月、米国のB1B爆撃機編隊や空母が接近するたびに地下施設や地方に潜伏したとされる。「まさか米国が攻撃するはずはない」と考えつつも、緊張したはずだ。

 「北朝鮮が『ジャンプしろ』といったら、南朝鮮は『どれだけ高く跳べばいいのか』と尋ねる関係性。南北関係が上下関係になった」ということが、この記事に出てくるアメリカの研究者や記者の見解

不思議でもなんでもないですよね。ムンがそうなりたくてしかたがないのですから。キムの傀儡になれるのであれば、三遍廻ってワンと鳴いてから股を潜るくらいの芸当だってするでしょうよ。

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