05月28日 17時00分

シートベルトの着用を呼びかける標語がパッケージに書かれた菓子パンが、29日から県内で販売されることになりました。

この取り組みは、シートベルトとチャイルドシートの着用月間が来月行われるのを前に、県警察本部が青森市のパン製造会社に持ちかけて行ったものです。

28日は県警察本部でお披露目会が行われ、「親しき仲にもベルトあり」という標語が書かれた菓子パンのパッケージが披露されました。

警察庁などが去年行った調査では、県内における後部座席のシートベルトの着用率は27.6%にとどまり、全国平均の36.4%を大きく下回っています。

また、チャイルドシートの着用率は51%で、沖縄、兵庫に次いで全国で3番目に低い水準にとどまっています。

青森県警察本部の吹越一人交通部長は「こうした取り組みを通じて少しでもシートベルトの着用率を高めていきたい」と話しています。

また工藤パンの工藤恭裕会長は「幅広い世代に指示されている商品のパッケージを活用することで事故防止に貢献したい」と話しています。

標語が入ったパッケージの菓子パンは、29日から7月末までの期間限定で県内のスーパーやコンビニなどで販売されることになっています。

(リンク先に動画あります)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180528/6080001091.html

https://pbs.twimg.com/media/DeP8Nw8U0AA1NBX.jpg:large