0001アルカリ性寝屋川市民 ★
2018/06/01(金) 06:59:23.20ID:CAP_USER9アメリカのトランプ大統領は、5月8日、核合意から離脱した際、イランに対する核関連の制裁が復活し、また、追加制裁も行使されるとしました。この中で、アメリカ財務省は30日水曜、人権に反しているとして数人の政治家や学者、イラン企業を制裁対象としました。
これ以前にも、アメリカ財務省は核合意離脱後の初の制裁行使の中で、イランのミサイル計画と関係があるとして、イラン中央銀行のセイフ総裁と、5人のイラン人を制裁対象としました。
アメリカの対イラン制裁による政策は、新たなものではなく、1979年のイスラム革命の勝利から40年間にわたり、常に存在してきました。アメリカの制裁の全体的な目的とは、イランへの圧力行使と、イランにその政策を変えさせることにありますが、これまで、アメリカのイラン国民への敵意が頂点に達する中、その目的は達成されていません。アメリカの政府関係者は、各政権時代に、イスラム革命を停止させるための手段として制裁を行使してきましたが、現在、歴史的な事実は、対イラン制裁を指示した人物が消え去り、イランのイスラム体制が残る、という形になっています。
これに関して、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、最近、数千人の大学生や教師との会合を行う中で、イスラム革命以後、アメリカの体制責任者が数十年間にわたり常に汚い行動に出ていることに触れ、次のように語りました。
「イラン国民に対する敵対行為をとる人物は、現在、死亡し、埋葬されているが、イランは抵抗しており、トランプ大統領もまた、ある日に死に、葬られることになる。しかしイランは抵抗を続け、栄誉ある存在となる」
アメリカのイラン国民に対する敵意は、イラン国民が抵抗し、栄誉を得たことが原因であり、それは革命40周年にして頂点に達し、イランは科学技術、軍事、防衛など、さまざまな分野において、アメリカの意向にかかわらず、前進しています。アメリカの核合意離脱は、この国の体制責任者が、イラン国民が平和的な核の権利を持ち、イランがミサイル防衛能力を持っていること、イランが西アジア地域に効果的に参入していることにいらだっていることを示しています。
現在、アメリカは、イランの力をそごうとしており、アメリカの核合意離脱と、イランのミサイル能力の無力化に向けた努力と、イランの地域への参入に反対していることは、この枠内で評価できます。全体として、アメリカはイランが一部のアラブ諸国の政権と同じように従属することを求めています。ハーメネイー師は、次のように述べています。
「アメリカは地域諸国の一部の体制責任者のように、ただ従うだけの下僕をほしがっている。しかし、イランは自身の栄誉をアメリカに対して示しており、彼らにとって、その栄誉は我慢のならないものだ」
イランはその国内の能力により、地域のバランスをとる上で効果的な役割を果たすようになり、国内外の政策を、アメリカの体勢責任者が満足することではなく、イスラム革命の原則に基づいて推進しています。イランの力強さは、国民によるものであり、その存続はアメリカなどの横暴な大国の支援に依拠しません。まさにこの基本原則こそが、アメリカのイランに対する敵意が続く理由なのです。
PARS TODAY 2018年05月31日20時25分
http://parstoday.com/ja/news/iran-i44608