https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180530/4030000548.html

警察官の逮捕術大会
05月30日 19時19分

警察官が犯人を取り押さえるための「逮捕術」の技を競う大会が、松江市で開かれました。

大会は県立武道館で開かれ、県内12の警察署と警察学校から170人あまりが参加して、団体戦と個人戦とで技を競いました。
逮捕術は、どんな場面でも、犯人を素早く取り押さえられるようにと考え出された技で、素手どうしで戦う種目や警棒を使う種目などがあり、相手を投げたり体を突いたりすると得点になります。
会場では選手たちが気合いの入ったかけ声をあげて技を次々に繰り出しました。

このうち、刃物を持った相手に素手で対応することを想定した種目では、道具をもっていない選手が相手が出してくるゴム製の刀を軽やかにかわし、素早く拳を繰り出して1本を取る場面もあり、大きな歓声が上がっていました。
団体の部で優勝した出雲警察署の警察官は、「気合いのこもった戦いができたことが優勝できた要因だと思います。逮捕術は、警察官として必要不可欠なものなのでさらに技術を高めたいです」と話していました。