0001みつを ★
2018/06/01(金) 08:42:52.73ID:CAP_USER9(リンク先に動画ニュースあり)
新たな防御施設の遺構発見
05月31日 19時40分
米子市郊外にある戦国時代の城跡「石井要害跡」で新たな防御施設の遺構が見つかり、発掘にあたった米子市文化財団では、「島根県側の勢力に対抗する防衛拠点の1つだった可能性がある」として注目しています。
「石井要害跡」は米子市郊外の石井地区にある戦国時代の城跡で、現在は標高29メートルの城跡の一部が残っています。
土砂崩れなどを防ぐため、南側の急斜面を削り取ることになり、米子市文化財団が工事に先立ってことし3月から発掘調査を行っていました。
その結果、「腰郭」と呼ばれる防御陣地の遺構が2つ見つかりました。
「腰郭」は急斜面の中腹を水平に削り出して作られ、奥行きが最大12メートル、幅は24メートルあります。
このほか、大きな溝を掘った「空堀」という施設が、斜面の周囲で見つかり、登ってくる敵の勢いをここで食い止めていたと見られています。
米子市文化財団では、「石井要害跡」は防御性が高く、少なくとも16世紀中ごろの戦国時代に築城されたものと見ています。
米子市文化財団の高橋浩樹主任調査員は、「出雲国と伯耆国の国境の近くにあることから出雲の勢力から伯耆を守る役目があったのではないか」と話しています。
今回、見つかった遺構の現地説明会は、6月2日午後1時半から行われます。