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佐世保市で小学6年生だった女子児童が同級生から殺害された事件から14年となる1日、
事件があった小学校では「いのちを見つめる集会」が開かれた。

事件から14年が経ちました。現場となった佐世保市大久保小学校の入り口には今年も
献花台が設置され、当時を知る住民や保護者らが女子児童が好きだったひまわりの花を手向けた。
2004年6月1日、6年生の女子児童が校舎内で同じクラスの女子児童にカッターナイフで切り付けられ、命を落とした。
 
「いのちを見つめる集会」は事件を風化させず命を大切にする心を育もうと事件の翌年から毎年、開かれている。
1日の集会では佐藤正実校長が児童の先輩が幼い命を失った事を伝えた。「6年生の怜美さんは14前の今日、亡くなりました。
互いの命を大切にする学校を作りましょう」(佐藤正実校長)
 
一方で、14年前に何が起きて児童が亡くなったのかは伝えられなかった。「事件の風化をさせようという思いはございません。
ただ、子どもたちがそれを受け止めることができるかどうか。そこは慎重に計っていきたい」(佐藤正実校長)
 
大久保小では日々の様々な活動も通じて命と心の教育を進めたいとしている。