富士急行(山梨県富士吉田市)は5月31日、遊園地「富士急ハイランド」に米コーヒーチェーン大手「スターバックス」のショップが7月20日に出店すると発表した。

 また、富士急ハイランドの入園料の無料化を7月14日から始めることも発表された。

 スターバックスコーヒージャパン(東京都)によると、遊園地に出店するのは日本で初めて。富士山目当てに来日した外国人観光客が、入園料が無料になれば、食事やショッピングで富士急ハイランドも訪れるようになると見込まれているため、取り込みを目指す。

 また、富士急ハイランドは7月14日から、小学生以上の入園者全員を対象に顔認証システムを導入する。入園時にチケットを購入する際に顔写真を撮影し、アトラクションの乗り場に設置した機器で顔を認証して乗れるようにする。チケットの発行は続けるが、乗り場で提示する必要がなくなる。

 遊園地での顔認証システムは、大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」でも導入されている。



YOMIURIONLINE 2018年06月01日 16時54分
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