0001ガーディス ★
2018/06/05(火) 11:40:54.68ID:CAP_USER9文科省は毎年この時期に、大学や高校の団体と意見交換して入試ルールを定め、大学を所管する高等教育局長名の通知を大学などに送る。昨年までは、試験問題や解答の公表を各大学が「努める」よう求めていたが、今年からは「原則公表する」とした。ただ、文章や式を書かせる記述式問題などは、解答の代わりに出題の意図や複数の解答例、標準的な解答例などを原則公表するとした。
東京大や早稲田大などはこれまで解答を公表しておらず、その理由として「解答や解法を暗記する受験対策につながりかねない」「解答を導く過程を評価する問題もある」などとしている。両大学の担当者は取材に「通知を見て検討する」と述べた。文科省は、7月に全大学が公表に向けて動いているか調査する予定で、担当者は「公表しなくても罰則はないが、各大学は公表しない理由を説明する必要がある」と話す。
新ルールでは、外部からミスの指摘があった時は、作問者以外の人も含めて速やかに組織として対応することや、ミスが判明した際は受験生に丁寧に対応しながら原因を分析し、再発防止に努めることも求める。さらに、問題の点検は試験前だけでなく、試験中や終了直後にも実施することなども盛り込んだ。(増谷文生)
朝日新聞社
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