養殖ヒラメから禁止医薬品で回収

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035262661.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

養殖ヒラメから使用が禁止されている動物用の医薬品が検出されたとして、
出荷した湖西市の養殖業者が保健所から回収命令を受けました。

県衛生課によりますと5月末、横浜市保健所から
「沼津市の会社を経由しネットで販売されていた養殖ヒラメから使用が禁止されている
動物用医薬品『フラゾリドン』がわずかに検出された」と県に連絡がありました。
県が調べたところ養殖ヒラメは湖西市の養殖業者、伸東養魚有限会社がことし1月から4月にかけ、
1つのいけすで養殖していたもので、従業員の1人が
『フラゾリドン』をいけすに入れていたこともわかったということです。

このため県は5月、このいけすから出荷された養殖ヒラメ140匹をすべて回収するよう伸東養魚に命令しました。
県の調査に対し伸東養魚は
「ヒラメの病死を防ごうと従業員が倉庫にある『フラゾリドン』を
禁止されていると知らず社長に黙って使っていた」
と説明しています。

県によりますと『フラゾリドン』は動物の感染症治療薬ですが、発がん性が指摘され、
国内では昭和59年から使用が禁止されていました。
健康被害に関する情報は今のところ寄せられていませんが、伸東養魚は
「多くの方にご心配とご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。再発防止に努めて参ります」
とコメントしています。

06/05 09:34