無資格でフォークリフト運転…男性に衝突 容疑の会社書類送検 男性は足切断、数日後に死亡/春日部労基署
2018年6月6日(水)

春日部労働基準監督署は5日、労働安全衛生法違反の疑いで、
千葉市の建設業「羽山興業」と従業員の男(70)をさいたま地検に書類送検した。

書類送検容疑は昨年11月19日、八潮市内の工場の騒音対策工事現場で、
無資格で最大荷重1トン以上となる3・2トンのフォークリフトを運転した疑い。

同労基署によると、男は壁に衝突しそうになってハンドルを切った際、
フォークリフトの前部分が近くにいた男性従業員=当時(75)=に衝突。
男性は左脚を切断する手術を受けた後、同年12月11日に多臓器不全により死亡した。
男はフォークリフトの運転技能講習を修了していなかった。
男は「他の現場でも運転していた」と容疑を認めているという。

埼玉新聞
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/06/06/05_.html