トランプの考えていることは分かり易い。要するに今度の中間選挙までに何らかの
目に見える成果を出したいんだろう。トランプの敵味方ははっきりしている。中間選挙に勝つために
プラスになるものは味方、マイナスになるものは敵なのだ。こうやって見るとCVIDは原則論では
正しいが、CVIDの実行するには核弾頭だけ国外に持ち出しても無意味なのだ。核製造施設も廃棄させねば
また直ぐに核弾頭を再生産されてしまう。しかし、弾頭だけなら数か月で済むが廃棄が、核施設まで取り除くとなる
と10年、20年単位の時間がかかる。しかもその作業は北朝鮮内で米軍の力及ばざる地なのだ。たとへ北朝鮮が
完全廃棄に同意しても時間がかかる。

それならば短期間で出せるもっとも簡単な一手は何か? トランプは考えた。それは米国に対する敵対感情を取り除くことである。
攻撃の意思がなければ核ミサイルも怖くはない。そうだ朝鮮戦争を終結に導くことだ・・・・・ぁ、

つううことで 安倍ちゃんの原則論のCVIDは、多分、隅に追いやられるだろう。
トランプからするとICBMの脅威がなくなれば後はアメリカから遠い極東の仲、不仲の問題で極東でうまくやれや
ということなのだろう。朝鮮戦争を終結させるのがいい方向へ進ませる道だ、自分はそのために尽力するのだ
それが中間選挙で勝てる道だ、と思っているに違いないわ。