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崖崩れに巻き込まれ車が川に転落 1人が死亡 広島
2018年6月7日 14時03分

6日夜、広島県安芸太田町の国道で、道路脇の崖が崩れて乗用車が巻き込まれ、すぐ下を流れる川に転落しているのが見つかりました。消防が捜索しておよそ9時間半後に男性1人が川の中で見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

6日午後8時ごろ、広島県安芸太田町津浪の国道191号線で、道路脇の崖が崩れて道路を塞いでいると通りかかった人から警察に通報がありました。

警察と消防によりますと、岩などが幅およそ20メートルにわたって崩れ落ちていて、走行中だったとみられる乗用車1台が巻き込まれて、道路脇のフェンスを突き破りすぐ下を流れる川に転落しているのが見つかりました。

車は川に完全に沈んだ状態で、消防が捜索を行ったところ、およそ9時間半後の7日午前5時半ごろ、男性1人が現場付近の川の中で見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

警察は、死亡したのは車を運転していた男性とみて身元の確認を進めるとともに、事故の状況を詳しく調べています。

現場付近では5日の夕方から6日夕方ごろまで弱い雨が降っていて、およそ1キロ離れた場所に広島県が設置している雨量計では午後8時までの24時間に50ミリ、12時間では13ミリの雨を観測していました。