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TNCテレビ西日本

2016年、福岡市の病院にタクシーが突っ込み10人が死傷した事故。

無罪を主張している運転手の男の裁判で、証人として出廷した病院の看護師が「男は『踏み間違えた』と言っていた」と証言しました。

松岡龍生被告は2016年12月、福岡市博多区の原三信病院にブレーキとアクセルを踏み間違えるなどしてタクシーで突っ込み、入院患者など10人を死傷させたとして、過失運転致死傷の罪に問われています。

松岡被告は先月の初公判で、「何度もブレーキを踏んだが止まらなかった」などと述べ、車の不具合だったとして無罪を主張しています。

7日の公判では、事故の直後に現場に駆けつけた病院の看護師が証人として出廷。

「突っ込んだ車の前にいた男性が、『ブレーキと踏み間違えた』と言っていたのを聞いた。聞いたことを伝えなければと思い、自分から警察に連絡した」と話しました。

また事故を目撃した男性は、「タクシーは時速80キロぐらいは出ていると思った。ブレーキランプは点灯していなかった」と証言しました。