6/7(木) 15:00配信 

 相模原市南区大野台の路上で昨年12月、近くに住む会社員、松岡隆行さん(当時60歳)が刺されて死亡した事件で、神奈川県警は7日、事件に関与した疑いがあるとして、殺人容疑で同市内の男の事情聴取を始めた。捜査関係者への取材で判明した。

 事件は昨年12月12日午後11時半ごろ発生。松岡さんが道路で血を流して倒れているのを通行人が見つけた。腹部など数カ所に刺し傷があり、約12時間後に出血性ショックにより死亡した。松岡さんは帰宅途中だった。

 現場はJR古淵(こぶち)駅に近く、ショッピングセンターなどがある住宅街。捜査関係者によると、松岡さんと男が大声を出してもみ合う様子や、刃物を振り回していた男が自転車に乗って南へ逃げるのを通行人が目撃していた。県警が防犯カメラを調べたところ、男の関与が浮上。県警は、2人が通行を巡ってトラブルになり、口論の末に男が刃物で松岡さんを刺した疑いがあるとみている。【中村紬葵】

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