産経ニュース2018.6.7 22:11更新
http://www.sankei.com/politics/news/180607/plt1806070034-n1.html

 国民民主党は7日、結党から1カ月を迎えた。大塚耕平共同代表は記者会見で、党勢が低迷する現状を踏まえ「地道な努力によって支持率を上げ、選挙を経ることによって認知度を高めていく」と強調した。

 大塚氏は東京・JR新橋駅前で街頭演説会にも臨み、安倍晋三政権を批判した上で「私たちが政権を預かるときは、正直な政治、偏らない政治、現実的な政治を届けることを約束する」と訴えた。

玉木雄一郎共同代表も並んでマイクを握り「新しい政治を、新しい政策で切り開いていけるのは国民民主党しかいない」と呼びかけた。

 国民民主党は、立憲民主党などの主要野党と国会対応で足並みをそろえる半面、政権への「是々非々」の姿勢を示すことで独自色発揮を図っている。7日に開かれた憲法9条改正に反対する市民グループの集会には、主要野党6党派の中で唯一参加を見送った。