家具・家電「危険と思うが固定せず」46・5%
6/7(木) 20:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180607-00050095-yom-soci

 地震が来たら危険だと認識しながら、自宅の家具や家電を器具で固定していない人が5割近くに上ることが、国民生活センターの調査で7日わかった。

 調査は昨年8〜9月、全国1万人を対象にインターネットで行った。

 その結果、「危険だと思う家具や家電があるが固定していない」と答えた人は46・5%だった。一方、危険な家具等について「(一部または大半を)固定している」は40・6%、「危険な家具や家電がないので固定していない」が12・9%だった。

 また、これまでに地震で食器棚や冷蔵庫などが倒れたり、動いたりした体験をした人は35・2%いた。

 同センターの振動試験では、固定器具を使わないと、食器棚は震度6弱相当の揺れで転倒。冷蔵庫は震度6強相当の揺れで前方に大きく動いた。