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石灯籠落下で歩行者死亡 接触したバスの運転手を書類送検 三重
2018年6月9日 0時41分

ことし4月、三重県の伊勢神宮近くの県道で、路線バスが石灯籠に接触し、はずみで落下した灯籠の上の部分が歩行者の男性に当たって死亡した事故で、警察は、バスの運転手が安全確認を怠ったことが事故につながったとして過失運転致死の疑いで書類送検しました。

ことし4月、三重県伊勢市の県道で「三重交通」の路線バスが道路脇の石灯籠に接触し、はずみで灯籠の上の部分が落下して近くにいた当時81歳の男性の頭に当たり、男性は死亡しました。

この事故について警察は、46歳の男性運転手が安全確認を怠りバスを石灯籠に接触させたとして、過失運転致死の疑いで8日、書類送検しました。

警察のこれまでの調べに対して運転手は「灯籠があるのはわかっていたが確認不足で当たってしまった」と容疑を認めているということです。

現場は伊勢神宮の外宮と内宮を結ぶ県道で、周辺に500基以上の石灯籠が設置されていましたが、事故を受けて国と県、伊勢市はすべての石灯籠の撤去を進めています。