少年院の備品盗む 元幹部停職

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180608/6020000853.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし3月に閉鎖した米沢市の少年院に勤めていた男性幹部職員2人が、
少年院にあった備品あわせて45点を盗んだとして、停職の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、ことし3月に閉鎖した米沢市の少年院、
「置賜学院」に勤めていた、46歳の元主席専門官と、49歳の元統括専門官です。
2人は、閉鎖されることになった少年院から、除湿器や懐中電灯などの備品を
官舎に持ち帰っていたということで、仙台矯正管区の調べに対し、
「廃棄されるのがもったいないと思い、自分で使うために盗んだ」
などと話しているということです。

ことし2月に仙台矯正管区に内部告発があり、調査した結果、
2人がそれぞれ別々に備品を持ち帰っていたことがわかりました。
備品は合わせて45点、購入時の金額で18万円余りにのぼりますが、すべて回収したということです。

2人は少年院の閉鎖に伴って今は法務省の別の職場で働いていて、
仙台矯正管区は8日、元主席専門官を停職3か月、元統括専門官を停職2か月の懲戒処分とするとともに、
窃盗の疑いで山形地方検察庁に刑事告発しました。

仙台矯正管区の角田康彦管区長は
「関係者の皆様に対し、深くおわびいたします。2度とこのような事案が発生しないよう指導を徹底し、
失った信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。

06/08 20:14