警察が飲酒見落とし その後事故

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20180609/8020001998.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし4月、徳島市で酒気帯び運転で事故を起こし、1人にけがをさせて
そのまま逃げた罪に問われている男が、その2時間前に物損事故を起こした際、
警察が飲酒検査をしていなかったことがわかりました。

警察は「必要な捜査はしたが、結果的に飲酒を見落としたのは事実で再発防止を徹底したい」としています。

警察によりますと、ことし4月3日の夕方徳島市東沖洲で、酒気帯び運転で対向車と衝突し
男性1人にけがをさせてそのまま逃げたとして、藍住町の69歳の男が
ひき逃げなどの罪に問われています。
男は、この事故のおよそ2時間前にも、市内の川内町で車を運転中、
別の車に接触する事故を起こしていたということです。

警察によりますと、男はこの日朝から酒を飲んでいたということですが、
徳島板野警察署の警察官は、川内町での事故の際、通報者が飲酒の可能性を指摘したのに、
男の様子やにおいなどから飲酒していないと判断し、飲酒検査をしなかったということです。

徳島板野警察署の前川伸二副署長は
「現場で必要な捜査はしたが、結果的に飲酒を見落としたのは事実で、
再発防止に向けて指導を徹底していく」と話しています。

06/09 10:17