>>929

良く読め。

精神病は大麻が原因で発症するのではなく『遺伝的脆弱性』が原因で起きる。

近年数十年に世界的に大麻使用が急増しても、 「大麻を使用する人々の
大部分は精神病性疾患を発症することはなく、大麻誘発性精神病は
遺伝的脆弱性を有する可能性が高い」

遺伝的脆弱性のような第3変数の因果的方向や、潜在的な影響が明確でない
殆ど全ての精神障害との関連がある。

例として、大麻使用はうつ病などの特定の精神障害につながる可能性があるが、
うつ病は大麻使用(自己投薬)、うつ病と大麻使用の両方につながり、従って、
大麻使用障害は『偽の相関関係』が導入される。


大麻起因で精神病が発症すると言う『因果関係』を示す証拠はない。

最新の多くの研究に因ると、精神病は、大麻使用による影響でなく、
家族、遺伝的な要因によると示唆しているが、精神病発生に関する遺伝子が同定された。

AKT1(rs2494732)遺伝子型が大麻使用者の精神病のリスクに影響することの確認。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22831980

『図表 : 大麻使用頻度とAKT1(rs2494732)遺伝子型における統合失調症発症率』
https://d14rmgtrwzf5a.cloudfront.net/sites/default/files/mj_akt1_gene-varaitions-small.gif

統合失調症の発症率は、どの国、どの人種においても1%前後。
上記の図表では、統合失調症に成りやすいAKT1(rs2494732)遺伝子型の
キャリヤーで毎日大麻を使用している人のみが統合失調症発症率が高い。

週末使用者およびそれ以下の大麻使用者の統合失調症発症率は変わらない。

統合失調症の発症率は1%前後で、なおかつ、継続的な大麻使用率は、
大麻寛容国でも10%前後、毎日大麻を使用している人は更に少ない。

AKT1(rs2494732)遺伝子型のキャリヤーでも全ての人が統合失調症を発症する訳ではない。

大麻が原因で統合失調症が起きる訳ではなく、統合失調症に成りやすいAKT1(rs2494732)
遺伝子型が統合失調症を発症させる。

統合失調症遺伝子キャリヤーは大麻に関係なくとも、いずれ、挫折、失職、
離婚、親族の死など人生の負のイベントが原因で統合失調症を発症する。

大麻使用者の統合失調症発症率は極まれである。