2018年6月10日 04時01分

 神奈川県内を走行していた東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で9日夜、男がナタで乗客を襲い、男女3人が死傷した事件で、JR東海は10日未明、車両を宿泊用に開放する「列車ホテル」を名古屋、新大阪の2駅に用意した。

 事件が起きた東京発新大阪行き「のぞみ256号」は、神奈川県警の捜査などのため、神奈川県小田原市の小田原駅で約3時間臨時停車し、その後、静岡県三島市の三島駅まで移動。乗客約880人は同駅で後続の新幹線に乗り換え、10日未明に名古屋駅や新大阪駅に向かった。

 のぞみ256号は三島市の三島車両所に収容された。今後、神奈川県警が車内で現場検証を行う見通しだ。

http://sp.yomiuri.co.jp/national/20180610-OYT1T50014.html