球場で鉄製プレート倒れ高校生重傷 対策を協議
6/11(月) 20:21配信

先月、札幌の麻生球場でスコアボードに取り付ける鉄製のプレートが倒れ、
高校生が足の骨を折る大けがをしていたことがわかりました。
札幌市の担当者は11日、球場の管理者と対策を協議しました。

先月10日、北区の麻生球場でスコアボードの裏側に立てかけられていた学校名の書かれた
鉄製のプレートおよそ10枚が倒れ、高校2年生の男子野球部員の足が挟まれました。
野球部員は太ももの骨を折り、全治6か月の大けがです。
プレートは縦およそ1メートル、横およそ1メートル78センチで、1枚当たり15キロあったということです。

札幌市は11日午後、球場の管理者と現場を確認しながら対策を話し合いました。
北海道高野連は、スコアボードの電光表示化やプレートの軽量化など老朽化対策を進めていれば
事故を防げた可能性があったとして、札幌市に一定の責任があると話しています。
一方、札幌市は老朽化は事故の直接の原因ではないとしながら、事故後の対応についてこう述べました。

「手袋・ヘルメットの着用、必要以上にチーム名のプレートを取り出して廊下に立てかけない。
(事故後に)対策を講じたつもりだった」(札幌市スポーツ部・山田一八部長)

札幌市は今後、夏の高校野球の支部予選が始まる23日までにプレートをすべて軽い素材に取り換え、
再発防止を徹底するとしています。

6/11(月) 20:21配信 HBCニュース
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