麻生大郎氏 語録

「『現実社会』と『ネット社会』は、全くの別世界ではない。相互に影響し合い、そして同時進行している。
   これは、『人間社会』の『拡大』なのか、それとも『分断』なのか、『分裂』なのか、『統合失調』なのか?
   昔は、『現実社会』一本で、ある意味、お気楽な時代だった。
   だが、現在は違う。
   『ネット社会』にのめり込み過ぎると『現実社会』が疎かになる。下手をしたら、破滅に追い込まれる。
   しかし、『現実社会』だけに専念していても、時代の流れに置いておかれる。
   要はバランスなのだろう。
   現代人は、丸一日、スマホもインターネットもやらないという日を、たまには作ったらどうか。
   『ノースマホデー』、『ノーインターネットデー』だ。
   これで、多くの現代人が少しは正気を取り戻すだろう。」

「考えても見ろよ、インターネットや携帯電話が、どれほど子供達の情操発育の弊害となっているのかを、
   そして、我々人間社会の情操交流の妨げとなっているのかを。
   携帯電話やインターネット、特にSNSとかで儲けている連中は、それを知っていて商売をやっているんだろ?
   明らかに『未必の故意』がある、包丁や酒を売るのとはレベルの違う話だ。
   子供は、包丁は家庭科とかで触るくらいだろうし、未成年者の飲酒は禁止だ。
   包丁や酒で発狂する大人は、元々問題のある大人か、SNSとかで狂ってしまった大人だ。
   SNSとかを子供にさせて儲けようとするのは、明らかに子供に与える悪影響について
   『未必の故意』がある。もし、それが無かったとしても『重過失責任』は最低でもある。
   彼らは綺麗事を言うが、本当は子供達の情操を犠牲にしてでも儲けたい連中だ。
   私は、そのような人種を好きにはなれない。
   そして、そのような連中にまで依存しなければ成り立たなくなってしまった経済情勢を疎ましくも思う。」

「フェイスブックのザッカーバーグとかいう有名人がいるそうだが、私は、彼のような人間は大嫌いだ。
   私は彼の顔をテレビ等で何度か見たことがあるが、彼の顔の表情からは、
   人間らしい温もりや優しさを全く感じ取る事が出来ない。」

「インターネットと携帯電話が普及した時点で、ある意味、人間社会は終わっている。」