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麻薬を薬理的・社会的に定義すれば次の様に言い得るだろう。

「強い精神的および肉体的依存と使用量を増加する耐性傾向があって、その使用を中止すると禁断症状が起り、精神及び身体に障害を与え、さらには種々の犯罪を誘発する様な薬物」

であれば、大麻は薬理的にも社会的にも麻薬では決してなく、
また汚染と評価されるような有害なものではない。

大麻は大麻。これが最も正確だ
大麻が麻薬だなんて馬鹿げている。


医学博士の小林司氏の著作「心にはたらく薬たち」より
「大麻(マリファナ)が麻薬だと誤解している人も多い
こんな人たちの疑問に答えたいと思って、私はこの本を書いた」

医学博士レスター・グリンスプーン、ジェームズ・バカラー著「マリファナ」より
「1967年にマリファナの研究に手を染めたとき、
マリファナが有害な麻薬であって、多くの愚かな若者たちがその害に対する警告に耳を傾けようとしない、あるいは、それを理解できないでいるのは不幸なことである
という考え方について、私はいささかの疑念ももちあわせていなかった。
私は、科学や薬学の専門家の文献や、そうした専門知識をもちあわせていない人たちの手になった文献を詳しく調べていったのだが、3年も経たないうちに私の考えは変わりはじめた。
アメリカに住んでいる多くの人たちと同じように、私もまた洗脳されていたのだという事実を理解するにいたったのである」